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interview

「好きの総和を増やしていく」

戸田 貴之/Takayuki Toda

部署: 九州エリアマーケティングソリューション

work style

好きの総和を増やしていくことが仕事
──普段のお仕事内容をおしえてください。

Tカードを通して蓄積されたビッグデータ等を用いて、クライアントのマーケティングのお手伝いをするのが私の仕事です。具体的には、クライアントの商品を好きになってくれそうなお客様を見つけて、その人たちに商品の魅力が伝わる取り組みのサポートをさせていただいているのですが、それら一つ一つをデータベースを活用して行うことで、効果的なマーケティングが実践できると思っています。

 

例えば、「博多ニワカそうす」。この商品は様々な料理に使える万能調味料なのですが、購入者を分析してみると、小学生のお子さんがいる40代のお母様方に多く利用されていることが分かりました。また、子どもには良いものを提供してあげたいという志向性や、料理はいつも手作りされる傾向、一方でご自身は働かれているので家事にかけられる時間はあまりないことも分かりました。

 

「博多ニワカそうす」には、時短で料理ができるという特性もありましたので、きっと仕事から帰宅してからの限られた時間の中で、子どもに美味しくて身体に良い手料理を作りたい、というニーズを適えるために利用されているのだろう、と思いました。そこで同じような悩みをお持ちのお客様に、この商品の魅力を伝えるために、「博多ニワカそうす」を用いた《時短レシピ本》を作る企画を実施させていただきました。
さらにそれをTSUTAYAをはじめとした書店の料理本売場で展開して、料理の情報を求めるお客様に 「時短できる凄い調味料がありますよ」 とお伝えすることで、商品の売上は3倍に跳ね上がり、多くのお客様に喜んでいただくことが出来ました。

CCCグループにはTSUTAYAや蔦屋書店や出版社などがありますが、最初からレシピ本への展開を考えていたわけではありません。 店舗や本というのは商品の良さを伝えるための手段のひとつであり、今回はそれが一致したというだけです。

私の仕事は、九州にある商品やサービスを、データベースを用いて分析し、その魅力をより多くの方に伝えるお手伝いです。その結果、1人でも多くの方に「この商品のこと、好きだな」と思っていただき、お客様の生活がより豊かになる。 そして、そんな取り組みを積み重ねていくことで「好きの総和を増やしていく」ことだと考えています。

Team

最適なチームメンバーで動ける柔軟性
──仕事でやりがいを感じる瞬間を教えてください。

入社してからしばらくは、自分一人で動ける仕事が好きでした。でも立場が人を変えるというか、まとめる立場の役職についたときに、考え方が大きく変わりましたね。一人で出来ることなんて限界があるし、もっとたくさんの人達とチームでやれば、もっと多くのことや、もっと大きなことができる。そのことを学べたことは、自身にとっても非常に良い経験になりました。もちろん、人と一緒に何かをするのは、大変なことが多いけれど、それ以上に得られる達成感は大きいですね!

いま九州では、本当に自由に働くことができています。そして前述のチームというのは社内に閉じません。

商品の魅力を伝えるために、必要であれば社外の人達ともどんどんチームを組んで一緒に取り組みます。それがまた新しいネットワークとなって、動きの幅も広がるので楽しいですね。

自分にはそういった働き方があっていますし、当社には「顧客のためになること」というのをきちんと説明ができれば、いろんな働き方を良しとする柔軟な企業文化があります。仕事で一番のやりがいを感じるのは、地域の良い商品を世の中に発信して、喜ばれたと実感できたときですね。ひとりではなく、チームメンバーと一緒だと喜びは倍増します。

action

会いたいと思ったら会いに行く
──仕事を通じて知り合った社外ネットワークを活用しているようですが、その様な人脈はどのように構築してきたのでしょうか。

いまはネットでも、電話でも誰とでもすぐに繋がれる時代じゃないですか。だから、日本全国会いたい人がいれば連絡をして、自分から率先して繋がろうとして動く。その人と一緒に仕事をして信頼していただけると、今度は向こうから仕事の依頼をいただいたり、人を紹介してもらえることも多いです。気づいたら、いつの間にかたくさんの人と繋がっていたという感じですね。

なければ創る
──仕事をしている中で大事にしていることなどはありますか。

「なければ創る」。これは社会人になった頃からの自身のモットーです。何かやりたいことがあって、それができる仕組みや材料がないなら、そこで諦めずに自分で創ってみる。これは常に心がけています。

 

思えば入社して14年間で結構いろんな企画をやらせてもらいました。映画の上映機材を買って上映事業をやったり、音楽レーベルを立ち上げたり、イベントをやったり、部署がなければ新しく作ったり…。お客様や取引先、そして当社にとって価値あるものだと認められれば、自由にチャレンジをさせてくれる環境があります(もちろん自由と責任はセットですが…)。そんなある種のベンチャー風土が残る会社の雰囲気は、非常に居心地が良いですね。

Future

まちの「好き」を増やしたい
──今後やりたい仕事はありますか?

いままさに、やりたい仕事をやってます(笑)仕事の幅もそうですし、もっと質も高めたいですね。そのためにはチャレンジの数をいま以上に増やすのと、もっともっとチームで動く。

あとはまちづくりに興味があります。これも「好きの総和を増やす」の延長線上だと思っています。例えば観光。そのまちを好きになってくれる人はどんな人なのか?そういう人達にまちの魅力を伝えるには、どうしたら良いのか?

それをデータを用いて科学的に行うことで、最適な取り組みができるのでは?と考えています。観光以外についても、そこに住む人たちがより「好き」に満たされるためには、どんな街であれば良いのだろう?って。そういうまちづくりにも関わってみたいですね。

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