CCC九州カンパニー

RECRUIT人材・採用

  1. Home
  2. /
  3. インタビュー記事一覧
  4. /
  5. 南原 尚幸/Hisayuki Nambara

interview

「本当に好きなものを、世界一の自信を持ってオススメする」

南原 尚幸/Hisayuki Nambara

部署: 六本松 蔦屋書店

南原 尚幸店長

work style

ローカルの強みを活かした店づくり
──普段のお仕事内容を教えてください。

2017年の六本松 蔦屋書店の立ち上げから携わり、現在は店長をしています。それまでは、音楽作品のバイヤーやマーチャンダイザーを16年ほど務めてきたので、ほぼほぼ商品に関わる仕事に従事する時間が長かったのですが、心機一転お店づくりをしています。これまでの経歴もあり、今でも商品や売場への思い入れが強く、レコードの仕入やレコメンドの機会をみんなの目を盗んで、虎視眈々と狙いながら行っている店長です。(笑)

また私は福岡出身ですので地元の人脈・カルチュアを活かしたライフスタイル提案をしています。 例えば六本松 蔦屋書店には、世界一周を3回した福岡でも有名な(?)旅のコンシェルジュ(森卓也)がいるのですが、彼は中学校の同級生ですし、知り合いや繋がりで、さまざまな仕事ができているのはローカルの強みですね。 六本松 蔦屋書店のユニークなイベントやお店のアットホームな居心地は、こういったローカルの人と人との繋がりから生まれているのではないかなと、自負しています!

recomend

商品に自分の熱量を加えてオススメをする
──やりがいを感じる瞬間を教えてください。

シンプルですが、「自分の目利きで仕入れた商品をオススメをし、売れた時」です。エンタテインメントで人々の生活を豊かにするのが「九州TSUTAYA」の仕事の根幹であり、醍醐味だと思っています。

さらには、自分がオススメした商品がその人の人生において影響を与えられていたら、本当に最高ですね。 また音楽バイヤー時代からの経験ですがコツコツ継続することが好きです。当たり前のことを面倒くさがらずやり続けることで、必ずいい仕事ができます。(これは、私の大好きなバンド「ラモーンズ」から学びました。)中でも私が溺愛するロックンロールバンド「ザ・ボヘミアンズ」はこの10年間オススメし続けています。この熱量には世界一の自信があります。自分がオススメした商品を、手にとってじっくり眺めているお客様を見ると、本当に嬉しくなりますね。

六本松 蔦屋書店の店長に就いてからは、自分1人で完結できることも多かったバイヤーの仕事に比べて、「お店」というチームプレーが必須な仕事になったので、仲間と一緒に達成するという喜びが増えました。イベントで椅子やテーブルを運ぶだけでも、一緒にやり切ったという達成感があります。

ちょっとしたことに達成感を感じているように思われるかもしれませんが、バイヤー時代からの反動なのか、スタッフと一緒になって売場を作ったり、イベントを企画したり…まるでお店を育てているような気持ちで、未だに仕事で新鮮な感覚を味わったり、発見があります。六本松 蔦屋書店のスタッフは良い意味でキャラが濃い顔ぶれなので、珍獣使い的なスキルもメキメキ上がっています(笑)。

自分には接客が向いているなあと最近は感じています。基本的には人見知りなので、自分でも意外だったのですが、商品の作り手の熱量に、自分の熱量を加え増幅させて、お客様にオススメする。実はバイヤーやマーチャンダイザーをやっていた時から変わらず、「いいものをオススメする」という気持ちは一貫しているので、それを一番実現できる究極の仕事が、接客なのかなと思っています。お客様と店頭でお話して、気に入って買ってもらえたときは、仕事をやっていて喜びを感じる瞬間です。こうして、個性的なスタッフとあれこれ企画をすることで、六本松 蔦屋書店は他のどこにもないような、唯一無二のワクワクする空間を提供できているのだと思います。

future

カルチュアを発信する街づくり
──この先実現したいことは何でしょうか?

地域コミュニティをもっと活性化させたいと思っています。私自身子供の頃、地元のダイエーでCDや漫画を買うのがとても楽しみで、音楽、映画、本といったカルチュアに触れた、最初の体験で、感動したり、心を揺さぶられた衝動が、今の自分を形成していると感じます。 六本松 蔦屋書店が同じように、街の人たちの文化的衝動を突き動かす場所になるよう、どんどん企画を発信していきたいと思います。そして結果、「この街に住んでよかった!」「この街に住みたい!」と思う人が増えたら本当に嬉しいです!

あと福岡は、音楽の街というイメージが強いですが、もっともっと日常的に音楽を感じられる街になるよう、色々と仕掛けていきたいと思っています。福岡はいい意味で、ライバル心がないというか、会社という垣根を超えて「面白いことやろう!」という関係性が強い街なので、是非そういった方々と一緒に、福岡の音楽を盛り上げていきたいですね。

CCCグループの採用情報はこちら

さまざまな職種で募集しております。